小栗春(おぐりはる)
早稲田大学理工学部卒・同大学院卒
高校時代は3年間遊び倒し浪人が決定。卒業後に上京し大手予備校に所属するも、授業内容には付いていけず、さらに自分の疑問も解決できない予備校のスタイルを不毛に感じたため、独学で受験勉強を開始。しかし、当時は自分にとっての効果的な学習方法も分からず、手当たり次第丸暗記。超非効率な勉強方法のため、かなり無理をして2度入院。そして2年もの歳月を経て何とか早稲田大学に合格。
その後、大学・大学院時代は特に人生の明確な目標はなく、ただ多くの人に影響を与えたいという中二病的な理由から教育業界に足を踏み入れ、大学受験塾の数学講師となる。当時は漠然とした理由で始めた仕事だったが、この塾講師の舞台で、自分の受験時代にもがき苦しんだ経験が大きく活かされることに。
当時超非効率な勉強に苦しんでいた自分だからこそ、誰よりも「疑問を残さない明確な伝達」「1つの知識で多くの問題が解けるような考え方の提示とその使い方」に徹底してこだわり、それが多くの生徒から絶大な支持を得て塾内生徒アンケートで何度も1位を獲得。さらに、受験時代の自分と同じ境遇に苦しむ生徒の気持ちを誰よりも理解した懇切丁寧な授業を突き詰めた結果、東大・医学部などの最難関大学の合格者も多数輩出。保護者からも数多くの感謝の言葉をもらい、人気・実績ともに大きな成果を残す。
しかし、どれだけ丁寧な授業を突き詰めても、中にはまだ「わかるけど、できない」そんな悲痛な声をあげる生徒の存在はあった。そのような生徒も救うべく試行錯誤を重ねた結果、ある重大な事実に気づくことに・・・。それは、今までの知識伝達型の授業スタイルだけでは成績を上げるのに一定の限界があること。「授業の中」ではなく「授業の外」からのシステムごと抜本的に改善する必要性を痛感させられる。
その後既存の授業の在り方を抜本的に変えるべくまずは個別指導の改革に着手。一方向型の授業から「なぜそのように考え解いたのか」「他のアプローチはないのか」などについて議論をする双方向型の授業を展開。これにより考える力を育て、「何となく解ける」を「確実に解ける」に変え、問題を多角的に捉えられるよう工夫を施す。これに加え、個々の能力や特質に合わせた課題の提供、性格を考慮した授業展開、様々な要因を考慮した学習管理など行う超個別型学習マネジメントを併せることにより独自の指導スタイルを確立。
結果、それまでの生徒の悲痛な声は歓喜の声に変わり、直接指導した生徒からは「出会った数学の先生の中で小栗先生が一番!」という定評をも獲得する。また、集団授業でもこの成功体験を活かし、一部双方向型の会話形式を取り入れた主体的で対話的な授業を展開し考える力の育成に力を入れる。
現在は、人並みに以上に苦労した自分の受験経験と長年の講師としての指導経験・スキルを元に、自らの新規教育事業を設立。独自の指導スタイルで志望校合格へのサポートに全力を注ぐとともに、それだけには止まらず、当時人生の目標もなかった自分に大きなやりがいを与えてくれた数学の指導を通して人生の様々な場面で論理的に物事を考え、悔いのない選択肢を選べるような、人生がより良くなるような指導をも提供している。
・個別指導での合格実績:東京大学(理Ⅰ、Ⅲ、文Ⅰ、Ⅱ)、千葉大学医学部、山形大学医学部、信州大学医学部、横浜市立大学医学部、群馬大学医学部、金沢大学医学部、自治医科大学を除くすべての私立医学部、早慶上智の理工系学部など他多数
・公式 Twitter https://twitter.com/jyukensalon_HAL